高騰を続ける電気料金は、毎月の家計に大きな負担となり、お困りの方も多いかと思います。
そんな中、節電効果の高い太陽光発電の導入をご検討の方も多いのではないでしょうか?
しかし、初期費用がかかり、さらに工事も必要となると、悩んでしまいますよね。
そこで、今回は太陽光発電システムを実際に導入したご家庭に、どのようなメリットがあったのか?本当に電気料金の節約につながったのか?後悔しているポイントなどをお答えいただきました。
CONTENTS
太陽光発電システムとは?
まずは、初めて太陽光発電を導入する方に向けて、太陽光発電システムの概要と特徴を紹介していきたいと思います。
太陽光発電は、シリコン半導体などに光が当たると電気が発生する現象を利用し、太陽の光エネルギーを太陽電池によって直接電気に変換する発電方法です。
太陽の光はたくさん使っても枯渇しないため、再生可能エネルギーの1つとされ、発電中にCO2 を排出しないクリーンエネルギーとして、地球環境問題の観点からも注力されています。
特徴
- 枯渇しない再生可能エネルギー
- 発電時にCO2や大気汚染物質を排出しない
- 住宅の屋根やカーポートなどに設置でき、個人で導入できるクリーンエネルギー
- 太陽光パネルは耐久性が高く故障トラブルが少ない
- 余剰発電分は電力会社へ売電できる
- 停電時でも太陽が出ていれば、電気を使うことができる
導入家庭のリアル!太陽光発電でこんなメリットが
ネットやSNSなどで、太陽光発電でかなり節電ができた!逆に元が取れない!など、様々な情報が拡散しています。実際に導入されたご家庭ではどのようなメリットがあったのでしょうか?
高い電気代削減につながった
導入家庭で最も多かったメリットは、電気代が下がったことです。
高騰している電力会社の電気を買うのではなく、自宅の屋根で発電している0円の電気を使用できるので、多くのご家庭で、月々の支払いが5,000円〜20,000円ほど削減できたと回答がありました。
特に、蓄電池とセットで導入されたご家庭の節電効果はより高いものとなっていました。初期費用が高額となる商品のため、導入直後は節電額もローンで相殺されてしまいますが、長く使える商品のため、完済後の高い経済効果が楽しみだという声も上がっています。
家族の節電やエコに対する意識が上がり相乗効果が
想定していなかったメリットとして、太陽光発電を導入した事で、日々の発電量や電気料金の確認をするようになり、家族に節電の意識が芽生え、使用電力が減るという現象も起きているようです。また、クリーンエネルギーの導入により、子供達が地球環境問題を考える機会となり、電気以外にも、リサイクルに積極的に取り組んでくれるようになったという声もありました。
断熱効果が高まった
導入前と比べ、夏の暑さや冬の寒さがやわらぎ、エアコンやストーブなどの冷暖房機器の使用量が減ったような気がするというお声もいただいています。
これは、屋根の上に太陽光パネルを設置した事で、直射日光が設置箇所の屋根には当たらず、夏場は室温上昇が抑えられ、冬場は放熱を防ぐ、断熱効果がUPしたことに起因します。
停電した時でも電気が使える
停電で電力会社から電気の供給がストップした時でも、太陽が出ている時間帯であれば、「自立運転モード」を利用して、電気が使えるのもメリットです。夏場の停電でも、太陽光を導入していたため、冷蔵庫の中身の心配もなく、助かったという声も多くあがっていました。
また、蓄電池と合わせて導入していたご家庭では、さらに不安もなく、電気を利用できたと喜びの声をいただいています。
環境問題に少しでも貢献できる
太陽光発電は、発電中にCO2や有害物質を出さないクリーンエネルギーだという大きな特徴があります。個人にできる環境問題対策は、地球全体を見ると小さいかもしれませんが、その小さな貢献の積み重ねによって、地球は守られていきます。
太陽光発電の導入をきっかけに、エコ意識が高まったご家庭も多いようです。
導入家庭のリアル!太陽光発電で後悔している事は?
太陽光発電を導入する事で、様々なメリットがあることが分かりましたが、失敗しない導入のため、先輩方のこうしていればよかったという後悔の声も確認しておきましょう。
蓄電池も導入しておけばよかった
太陽光を導入した先輩の中には、初期費用を抑えるため、太陽光発電のみを導入したものの、昨今の電気代高騰の影響が思ったより大きく、どうせならば1回の工事で蓄電池も導入しておけば、手間や費用も抑えられたかもと後悔されている方もいらっしゃいます。
そういった後悔をなくすため、施工会社できちんとライフスタイルを加味したシミュレーションを行うことが大切です。
新築時に導入しておけばよかった
新築時に太陽光発電を導入する場合、装置が家の一部とみなされ、固定資産税の課税対象となり、税額が上がってしまう可能性があるというデメリットはありますが、計画段階で、屋根の向きや構造を最適なものにできたり、パワコンなどの設備機器の場所の確保ができたり、足場工事や補強工事などの費用を抑えられたり、補助金額が変わったりといったメリットがあります。新築を検討されている方は、太陽光発電も合わせてご検討いただくことをお勧めします。
もっと早く導入しておけばよかった
太陽光を導入したご家庭で最も多かった声がこちらです。もっと早く導入していれば、その経済効果を早くから得られ、さらには売電価格も高かったという後悔。
初期費用が高いため、シミュレーションなどの検討をせず、元が取れないと思い込んでしまったことが悔やまれているようです。
そういった声もありますが、太陽光パネルの発電効率や性能も年々UPし、量産化による価格の安定化も進んでいますので、もう遅いという事はありません。
最適な太陽光パネルの選び方とは?
太陽光パネルは、日陰や高温による発電量の低下を抑えられるもの、複雑な形の屋根に対応できる多様な形状を揃えているもの、積雪や塩害に強いタイプのものなど、メーカーによって様々な特徴があります。
ご自宅の屋根形状や周辺環境、地域によって最適な太陽光パネルは変わってきますので、専門知識を持ったプロに相談するのが一番です。
プレジャーハウスでは、お客様1組1組に寄り添い、住環境やライフスタイル、将来の変化なども加味し、電力プランも含め、最適なプランをご提案させていただきます。
私たちは、お家のお困りごとを一生涯サポートする、お家のトータルコンシェルジュです。疑問点や気になること、なんでもお気軽にご相談ください。