家庭向け電気料金が、大手電力会社10社全てで4月の利用分から値上がりしました。
この電気料金の値上げ、ニュースでついこの前も見た!という方も多いのではないでしょうか?
そうなんです。この電気代の値上げ、最近では、じわじわと何回も行われているのが現状です。
燃料高騰や世界情勢、原子力発電の稼働率低下、再エネ賦課金の値上げなど、様々な要因があり、食い止めることが難しいどころか、今後も値上がりは続くと予想されています。
そんな、続く電気代高騰に、どんな対策があるのでしょうか?
CONTENTS
比較的すぐにできる電気代対策
まずは、比較的すぐに検討できる電気代対策をご紹介します。
省エネ家電の導入
まずは、消費電力を減らす方法です。
古い家電は、省エネ性能がとても低く、無駄な電力を消費してしまっている場合が多くあります。最新の省エネ家電は、エネルギー効率がかなり高まっていますので、毎日使用するような家電で、古いものがあれば、買い替えを検討することも、電気代削減につながります。
電力プランの見直し
電気代は、契約するプランによっても、大きく変わってきます。
契約時のプランのまま使っている方は、要注意です。世帯人数の増減や、ライフスタイルの変化(在宅ワークになった、逆に子供達が進学し日中不在になった など)によって、最適なプランが異なります。
また、電力事業者ごとに、様々なプランが用意されていますので、電力会社の乗換なども検討する価値があります。
契約アンペアの見直し
電気の基本料金は、電力会社との間で契約したアンペア数に応じて決定されます。子供たちの一人立ちなどで、家族が減ったりした場合、アンペア数を見直すと、基本料金が下がる可能性があります。
電気代の高い時間帯を外して電気をつかう
契約しているプランによっては、電気代が安くなる時間、高くなる時間があります。電気代が高くなる時間帯をチェックして、その時間帯には、外出する、図書館などを利用するなど、自宅の電気を極力使わないようにすることで、電気代を節約します。
効果の高い電気代対策
1でチェックした電気代対策も、効果はありますが、今後の値上がりによっては、効果が低かったり、どうしても大幅な削減にはつながりません。
電気代高騰に対抗するには、やはり、根本を変えることが1番効果的です。
電気代が高いのであれば、「電気を自給自足」し「電気を極力買わない」という方法です。
具体的には、最近さらに設置過程が増えている『太陽光発電』や『蓄電池』を導入して、0円の電気を使用する方法です。
太陽光発電で本当に節電できるの?
少し前までは、太陽光発電で作った電気を売って、利益を得ることで初期費用を回収し、経済効果を生んでいました。しかし、売電価格の下落と、電気代高騰により、現在では、電気を自家消費する方法が最も経済効果が高いとされています。
日中使用する電力を0円の太陽光発電でまかなったり、蓄電池を導入すれば、発電した余剰電力を貯めておく事で、夜間にも0円の電気を使うことができます。
まずはご自身の環境でシミュレーションを
太陽光発電は初期費用が高くて元が取れない、損をする…など、様々なご意見がネット上に出ています。確かに、太陽光発電でメリットが出ないご家庭もあります。ご自宅の屋根の形状や方角、周辺の環境などによって、十分な発電量が確保できなかったり、必要電力の算出をきちんとせずに初期費用をかけすぎてしまったなど、様々な要因があります。
太陽光発電で得られるメリットは、ご自宅の環境やライフスタイルによっても変わってきます。他者の事例よりも、信頼できる施工会社にシミュレーションを依頼することが、大切です。
太陽光パネルや蓄電池は、現在様々な特徴を持ったものが販売されており、また日々進化しています。
ご自宅の屋根形状や周辺環境、地域、ライフスタイルによって最適な機器は変わってきますので、専門知識を持ったプロに相談するのが一番です。
プレジャーハウスでは、お客様1組1組に寄り添い、住環境やライフスタイル、将来の変化なども加味し、電力プランも含め、最適なプランをご提案させていただきます。
私たちは、お家のお困りごとを一生涯サポートする、お家のトータルコンシェルジュです。疑問点や気になること、なんでもお気軽にご相談ください。