キッチンは、愛犬や愛猫にとって、魅力的な場所です。しかし同時に、火災や火傷、などのリスクがあったりと、危険な場所でもあります。
今回は、そんなキッチンの、安全なペット対策について見ていきたいと思います。
CONTENTS
キッチンで危険なこととは？
まずは、何がペットにとって危険なのかについてチェックしていきます。
火災の危険
近年、飼い主の留守中などに、ペットがキッチンへ進入。発火の原因をつくってしまう、という火災が増えてきています。ガスコンロのスイッチに触れてしまうことで、スイッチが入り、点火し火災に繋がったという事例も多くあります。
火傷の危険
熱湯や揚げ油など、火傷をしてしまうきっかけとなるものが、たくさんキッチンにはあります。
また、IHクッキングヒーター使用後の加熱部に触れてしまい、やけどを負ったという事例もあります。
誤飲・誤食の危険
床に落ちている食べ物は、拾い食いのきっかけとなります。それがペットにとって有害なものであった場合、中毒症状を引き起こしてしまう危険があります。
また、嗅覚が優れているため、自発的に食品を探して食べてしまうこともあります。
調理器具の危険
キッチンで使用する調理器具には、刃物類をはじめ、触ったり噛んだりすることで、怪我につながってしまうような危険なものがたくさんあります。
きちんと片付けていても、戸棚を開けたり、調理台に飛び乗ったりする場合もあるため、注意が必要です。
ペットのためのキッチン対策
それでは、大切な家族であるペットを守るためにできるキッチン対策について、見ていきたいと思います。
柵の設置
キッチン前や入口部分に、柵やゲートを設置し、ペットが進入できないようにします。
様々なサイズのゲートが販売されていますので、比較的用意しやすく、また危険な場所への進入を根本的に防ぐため、安心の対策方法です。
ただし、アイランド型キッチンなど柵の設置が難しい形状のキッチンもありますので、難しい場合は、次のように個別に対策をしておく必要があります。
※ご自身のペットの身長やジャンプ力などを考慮しながら柵を選ぶ必要があります。
IHクッキングヒーター＆コンロカバー
ガスコンロを、火が出ないIHクッキングヒーターに変えるのも有効です。もし、ペットがスイッチを押してしまっても、火災になるリスクを低減できます。
また、コンロの上に置くコンロカバーは、ペットの火傷対策としても有効です。
ドアロックなどの設置
刃物や食品の収納場所には、市販のドアロックを使用すると安心です。誤飲誤食や、怪我を防止することができます。
最近では100円ショップのベビー用品コーナーなどでも販売しています。両面テープなどで手軽に設置できるのも良いですね。
ペットは、飼い主が予測できないような動きを見せることがあります。
大切な家族を守るためにも、キッチンには入らないよう、しっかりとしつけ、更に上記のような安全対策をとっておくと、安心です。
プレジャーハウスでは、IHクッキングヒーターの設置などの他にも、様々なリフォームも承っております。大切なペットとの暮らしについても、ぜひご相談ください。
また、ペットのための冷暖房費に、悩んでいらっしゃる方も増加しています。そういった電気代対策に有効な設備のご提案も、弊社であれば可能です。
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