4月13日に開幕した大阪・関西万博。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに様々な展示や体験が用意されています。その中に、次世代の発電技術として注目を浴びているペロブスカイト太陽電池の展示がありますので、ご紹介したいと思います。
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パナソニックグループパビリオン「ノモの国」
ガラス型ペロブスカイト太陽電池の描画自由度の高さを生かして、アートを表現したプロトタイプが展示されているのは、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」。
ノモの国は、来場者自身が主人公となって、結晶に秘められた力を解き放つ「ノモの国」の物語を体験できる人気のパビリオンです。2つのエリアに分かれており、1つは体験エリア、2つ目は大地エリアとなっています。ペロブスカイト太陽電池の展示は、2つ目のエリア出口にあります。
Unlock体験エリア
1つ目のエリアは、Unlock体験エリア。1人1つずつ結晶を持ち、パビリオン内での体験を通して、行動や感情を分析し、その人のココロの中を映し出してくれるというもの。
パナソニックが培ってきた「人の理解」の研究に基づく分析や、光・音・風など空間で五感を刺激する技術で演出されており、ファミリー層を中心に人気です。
大地エリア
未来社会のアイデアを体感できる2つ目のエリアは、大地エリア。光合成微生物やバイオライトなど、人と自然が互いの可能性を広げる未来を体感できる展示となっています。
ペロブスカイト太陽電池の展示は、こちらにあります。
ガラス型ペロブスカイト太陽電池の展示
パナソニックのガラス型ペロブスカイト太陽電池は、独自の材料技術やインクジェット塗布製法、レーザー加工技術を組合せ、サイズや透過性、描画の自由度が高いという特徴があります。
まち・くらしに調和する「発電するガラス」として、現在、製品化に向け技術開発が進んでいます。今回展示されているプロトタイプでは、アートをペロブスカイト太陽電池で表現した世界初(2025年2月14日パナソニック調べ)の展示になります。
室内展示エリア
室内の展示エリアでは、子ども達が楽しみながら学べるよう、映像やPOP、模型などを組み合わせながらペロブスカイトについて解説。また、発電という機能だけでなく、まちを彩るアートとしての提案もされています。
屋外展示エリア
屋外には、W1,000 mm x H1,800 mmのガラス型ペロブスカイト太陽電池の展示があります。
障がいのある作家が描くアート作品で街を彩るプロジェクトを数多く手掛けている、株式会社ヘラルボニーとのコラボレーションとなっており、同社の契約作家である輪島楓さんによる「かえでのチョキチョキ」をガラス型ペロブスカイト太陽電池で表現しています。
実用化に向けて、研究開発が進められているペロブスカイト太陽電池。
お子さんと一緒に次世代型の太陽光発電について学び、クリーンエネルギーについて考えるいい機会になります。ぜひ万博へお越しの際には、展示を見学してみてくださいね。
太陽光発電システムは、日々進化しており、メーカーによって様々な特徴があります。
ご自宅の屋根形状や周辺環境、地域、ライフスタイルによって最適なシステムは変わってきますので、専門知識を持ったプロに相談するのが一番です。
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