
「エコキュートって、設置したらそのままでいいんですよね?」
実は、こうした声をとても多くいただきます。
確かにエコキュートは、省エネ性能の高い給湯器ですが、設定を見直すだけで、電気代や使い勝手が大きく変わることをご存じでしょうか。
特に、家族構成が変わったご家庭や、電気代が気になり始めた方にとっては、“設定のまま使い続ける”ことが、知らないうちにムダにつながっているケースも少なくありません。
今回は「エコキュートの設定変更で、実際どこまで変わるのか?」ファミリー世帯の目線で、分かりやすく解説します。
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実は多い「初期設定のまま」使い続けている家庭

エコキュートは、設置時に初期設定が行われますが、その多くは「一般的な家庭」を想定した設定です。
しかし実際には、
- 子どもが増えた
- 在宅時間が変わった
- お風呂に入る時間がずれた
- 共働き・在宅ワークになった
など、暮らしは年々変化していきます。この変化に設定が追いついていないと、必要以上にお湯を沸かしていたり、逆に足りなくなって追加沸き上げが発生してしまうことがあります。
設定変更①「沸き上げ量」でムダを減らす

まず見直したいのが「沸き上げ量(湯量設定)」です。
例えば、
- 4人家族なのに「多め」設定のまま
- 子どもが小さいのに大人基準の湯量
こうした場合、使われないお湯を毎日つくっている状態になりがちです。
逆に、湯量が少なすぎると、
- 夜にお湯切れ
- 追い焚き・昼間の追加沸き上げ
が発生し、結果的に電気代が上がってしまいます。
👉 家族構成・入浴習慣に合わせて「ちょうどいい量」にするだけで、無理なく節電につながります。
設定変更②「沸き上げ時間」を合わせる

エコキュートは、主に料金の安い夜間の電気を使ってお湯を沸かす仕組みです。
しかし、
- 太陽光発電の余剰電力があるのに夜間に沸き上げている
- 契約プランが夜間割安ではない
といった生活リズムや電力契約と設定が合っていないと、電気代を無駄に支払う事になってしまう可能性があります。
最近の機種では、
- 学習機能
- 時間帯指定
- 太陽光発電との連携
- 使用量に応じた自動調整
が可能なものも多く、設定を見直すだけで電気代に差が出るケースもあります。
設定変更③「追い焚き・保温設定」を見直す

意外と見落とされがちなのが、
- 追い焚き回数
- 保温時間の長さ
です。特に、
- 家族の入浴時間がバラバラ
- 最後に入る人まで時間が空く
というご家庭では、保温し続けるより、一度切ってから追い焚きしたほうが、省エネな場合もあります。「ずっと温めておいた方が得」と思われがちですが、実際には設定次第で逆になることもあります。
※浴室の保温機能や風呂蓋の有無など環境により変わってきますが、一般的に、1時間以内に次の入浴があるかどうかで保温か追い焚きか分けると、電気代の無駄の削減につながりやすいと言われています。
設定変更だけで、どれくらい変わる?

ご家庭によって差はありますが、
- 月々数百円〜数千円の電気代削減
- お湯切れや無駄な沸き上げの防止
- エコキュート本体への負担軽減
といった効果が期待できます。
また、太陽光発電や蓄電池を導入しているご家庭では、昼間の余剰電力を使った沸き上げ設定にすることで、さらに効率を高めることも可能です。
「設定変更だけ」で限界を感じたら

設定を見直しても、
- 電気代が思ったほど下がらない
- 家族構成に合わなくなってきた
- 停電時のお湯や電気が不安
という場合は、住まい全体の電気の使い方を見直すタイミングかもしれません。
太陽光発電や蓄電池と組み合わせることで、エコキュートの性能をさらに活かせるケースもあります。
エコキュートは「設定次第で、賢くもムダにもなる設備」です。
買い替えや大きな工事をしなくても、まずは設定を見直すだけで、暮らしや電気代が変わる可能性があります。
「うちはどうなっているんだろう?」そう感じた方は、一度確認してみることをおすすめします。
エコキュートの設定や、太陽光発電・蓄電池との組み合わせについても、ご家庭ごとに最適な方法は異なります。「今の使い方で合っているか知りたい」 そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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